アキレス腱断裂の術後リハビリの検討

  手術の目的は.できるだけ短期間で完治し.筋力を完全に回復させることです。 手術後.10~14日間は松葉杖を使用する必要があり.その後.取り外し可能なブーツを使用して歩行を開始します。 ブーツにはヒンジがあり.足を下に動かすこと(足底屈)は可能ですが.上に動かすこと(背屈)は制限されます。 術後の歩行や運動はとても大切です。  術後の特別なリハビリテーションの流れ(1)1~6週間(1)患肢の挙上.脱水・腫脹剤.リハビリテーションマシンによる空気圧療法で浮腫を軽減(2)術後疼痛のコントロール.鎮痛剤の内服で痛みを軽減(3)足関節の小さな動きで傷跡形成を軽減.10~20分/回.2回/日(4)療法士の協力のもと.リハビリ医師の指導の下で段階的にウエイトトレーニング実施。 下肢を伸展・挙上して下肢筋を鍛える.20~30分/回.3回/日.⑥足首の背屈を0°の中立位まで強化する.10~20分/回.2回/日.⑦アキレス腱の受動ストレッチを避け.長時間の足下げ.加温は控える。  (7~12 週間以内 ①装具保護下での部分~全体体重負荷での歩行.20~30 分/回.3 回/日 ②足関節の屈曲・伸展訓練.通常の階段歩行に必要な関節運動が回復するまで.20~30 分/回.3 回/日 ③前進歩行訓練.20~30 分/回.3 回/日 ④足関節の伸展訓練.20 分/回.1 回/日 日常生活における基本的な自立動作の訓練。  (13 週から 20 週まで ①足関節の屈伸運動を正常な状態に戻るまで.30~60 分/回.4 回/日継続 ②体のバランスを正常な状態に戻るまで.20~30 分/回.3 回/日実施 ③足の下げ運動を正常な状態に戻るまで.20~30 分/回.3 回/日実施 ④下肢の機能訓練は.1 回/日で実施 直下型挙上訓練で下肢の筋力を鍛える.20~30分/回.4回/日.⑥両下肢の踏み台昇降や立位バランスなどの機能訓練を行う.20分/回.3回/日.。  (21 週間から 28 週間まで ①平坦な場所での直進走を通常走まで.20~30 分/回.3 回/日 ②足関節の動きを日常生活に必要な最大筋力と柔軟性にするためのトレーニング。