再発性総胆管結石に対する胆管空腸切除術

  概要】:目的:再発した総胆管結石に対する胆管空腸切除術の治療効果を観察すること。方法 2000年1月から2010年12月までに胆道空腸切除術Roux-Y吻合術を施行した再発性総胆管結石症例25例を対象にレトロスペクティブスタディを実施した。その結果,25例の再発性総胆管結石はすべて胆道瘻を形成することなく治癒し,20例は1~4年の追跡調査において胆道感染症を発症しなかった.再発性総胆管結石に対する胆管空腸切除術の成績は,(1)胆管切開術を施行し再生結石があり,総胆管壁が著しく肥厚し口径2.0~2.5cm以上の症例,(2)総胆管空腸切除術を施行した症例において満足すべきものであった。 5cm以上のもの.(2)総胆管.特に肝管に土砂状の結石が充満し.完全に除去できないもの.(3)頸部腹部に結石の塊が埋没し.除去できないもの.(4)頸部腹部に結石の塊が埋没したもの。(頸部腹部または乳頭部括約筋の痙攣や瘢痕狭窄が強く.術中にプローブで十二指腸を通過できないもの.または胆管圧が15~30mmH2O以上となったもの。