高齢者で1ヶ月間排便がない場合は、食事的原因と疾患・薬物的原因を考える必要がある。 食事的原因としては、長期臥床、粗食など、疾患的原因としては、腸重積、クローン病、糖尿病、甲状腺機能低下症など、薬物的原因としては、カルシウム拮抗薬、抗コリン薬などである。 1.食事による原因:長期寝たきり老人など、消化管の蠕動機能が著しく低下し、便秘になりやすい。食事が細かすぎて、食べ残しが少なく、便秘になりやすい。 2.病気の原因:腸重積も衰弱、体重減少などの症状がある;クローン病も腹部膨満、腹痛、粘液血便などの症状がある;糖尿病、甲状腺機能低下症なども腸の蠕動運動が低下して、便秘の引き金になる。 3.薬物:一部の薬物は胃腸の蠕動運動を抑制し、便秘を誘発することがある。 ニフェジピン、アムロジピンなどのカルシウム拮抗薬、アトロピン、スコポラミンなどの抗コリン薬などである。 高齢者が1ヵ月も排便しない理由については、医師に相談して具体的な状況を分析することをお勧めする。