橈骨骨折の治療における外部固定装具とスモールスプリント固定法

  目的】橈骨遠位端の不安定骨折の治療において.限定的内固定と組み合わせた超関節型外固定装具の有用性を検討し.小型スプリントによる外固定と比較すること。 方法:2003年3月から2007年8月までに当院で受診した橈骨遠位端不安定骨折の全経過観察データ88例を分析・検討した。その内訳は.外固定装具固定群(手術群)56例.小型スプリント外固定治療群(保存群)32例で.主観的機能評価と画像.手首可動域.握力などの客観的指標の観点から評価した。 結果:全例が3ヵ月以内に臨床的に治癒し,機能評価優秀率は手術群78.7%,保存群37.5%であった(P