高齢者の低血圧・高心拍現象は、薬物的要因、虚血性心筋症、急性心膜タンポナーデなどが原因と考えられる。
1.薬物要因:高齢者自身が高血圧症であり、ニフェジピンなどの降圧剤を長期間使用している場合、血圧が過度に低下する。 過度の血圧低下は反射的に心拍数を増加させ、高齢者の低血圧・高心拍現象を引き起こす。
2.虚血性心筋症:長期にわたる心筋の虚血と低酸素状態により、心筋への血液供給と酸素供給が不足し、心臓の収縮と拡張機能に影響を及ぼし、低血圧と高心拍数の症状を誘発する。
3.急性心タンポナーデ:急性循環不全の症状で、手術や外傷により、急性かつ短期間に心嚢液貯留、心膜血貯留などの症状が出現し、低血圧、高心拍数などの現象も出現します。
上記のような症状が現れた場合は、原因を特定し、積極的に医師と協力して治療にあたることをお勧めします。