早期脳出血の臨床応用に関する研究?

  概要:高血圧性脳出血における早期血腫拡大に対するmannitolの効果およびmannitolの正しい使用方法について検討する.  方法:高血圧患者120名(いずれも上頭葉非視床血腫,軽度の意識障害)を選び,血腫容積≧5Omlの者と重度の心・肝・腎系疾患を有する者を除外して,無作為に3群に分けた。  結果:従来群との差は有意であった(P0.05)。120例中25例(20.83%)に血腫の拡大が認められた。治療15日目までに治癒・改善したのは従来群で57.5%.観察群で77.5%.対照群で80.0%であった。 従来群との差は,観察群18例(45.0%).対照群5例(12.5%).3例(7.5%)で有意(P35%)であった。 120例中25例(20.83%)に血腫の拡大が認められた。  2.2 3群の神経症状は.発症6時間以内のCT検査時には激しい頭痛.嘔吐.意識障害などの明らかな頭蓋内圧上昇を認めず.48時間後のCT検査時には従来群では激しい頭痛などの頭蓋内圧上昇を認め.観察群では上記症状を認めず.対照群では中程度の頭痛を示した。  2.33 投与15日目における有効性評価は,従来群57.5%,観察群77.5%,対照群80.0%であった。 従来型グループと観察型グループ.対照型グループとの間に有意な差があった。