脈拍を測れば病気がわかるのか?

脈診は、漢方医が人差し指、中指、薬指で患者の橈骨動脈を切ったり押したりして、脈の位置、数、脈の長さ、脈の幅、脈の力、脈のリズム、流暢さと緊張の度合いを感じ取り、患者の体の状態を判断します。 脈位とは脈動の深さを、数とは脈の頻度を、脈長とは脈の軸方向の範囲の長さを、脈幅とは脈の下に感じる脈管の太さを、脈力とは脈の強さを、脈律とは脈のリズムの均一性を、流暢さとは脈の流暢さの程度を、緊張度とは脈動の切迫感や遅延の程度を表します。 これらが脈を構成する主な要素です。 中医学では、脈は全身の内臓の働き、気血、陰陽の総合的な情報を反映できると考えています。 従って、基本的には脈の8つの基本要素を通して状態を理解し、判断することができます。 中医学的な病態判断は、「見る」「嗅ぐ」「聞く」「切る」の四診が必要であり、脈診だけでは十分な病態判断ができないため、脈診は専門の中医師が行う必要があります。