過敏性腸症候群はヘリコバクター・ピロリと関係があるのか?

過敏性腸症候群とピロリ菌は関連している可能性があるが、実際に関連しているかどうかは明らかではない。 ピロリ菌に感染すると、消化管での消化・吸収に影響を及ぼし、腸管機能障害を引き起こす。 過敏性腸症候群も腸管機能障害として腹部膨満感、腹痛、排便習慣の変化などの症状が現れるので、過敏性腸症候群とピロリ菌感染は関連している可能性がある。 また、過敏性腸症候群患者におけるピロリ菌感染率は他の患者よりも高く、ピロリ菌除菌薬の併用により過敏性腸症候群の治療効果は著しく改善する。 過敏性腸症候群の病因とその病態は不明であり、ピロリ菌感染が過敏性腸症候群と関連していると断定することはできない。