酸棗仁の若芽には特別な効果はなく、やみくもに使うべきではない。 酸棗仁の蕾は酸棗仁の蕾であり、薬ではないし、中国薬局方などにも収載されていないので、酸棗仁の蕾には特別な効能はないと考えてよい。 酸棗仁に薬効があるのは成熟した種子を乾燥させたもので、中国薬局方には酸棗仁として収載されており、平たく甘酸っぱい性質で、心・肝・胆の経絡に入り、すなわち、心を養い肝を養い、精神を鎮め心を静める作用があり、発汗を止めたり(収斂作用のある漢方薬で発汗過多を治療する)、体液を出す作用があり、臨床では、不眠、動悸が頻繁で夢見が激しい、虚弱体質で発汗過多、体液が傷んで喉が渇くなどの症状の改善に用いられることが多い。 酸棗仁や酸棗仁は酸棗仁の若芽にも生えるが、すべてに薬効があるわけではないので、患者はやみくもに使用せず、使用する必要がある場合は専門の漢方医の指導を受ける必要がある。