人工的に破水させてから出産までにかかるおおよその時間は不明で、数時間から数十時間と幅がある。 人工的に羊水を破水させることは、産科では人工的に膜を破くことを意味する。 人工破膜の目的は主に2つあり、陣痛を強めて陣痛の進行を促進することと、羊水の性状を観察することで、協調的な子宮収縮が弱く、子宮口が3cm以上で、頭蓋骨盤不均衡のない陣痛遷延妊婦によく行われる。 さらに、胎児の子宮内状態は羊水の形質によってある程度評価することができる。 場合によっては、膜破裂後に胎児の頭部を刺激することで子宮収縮が誘発され、陣痛の進行が早まり、数時間から数十時間で分娩に至ることもある。 しかし、膜破裂後にオキシトシンを加えても、胎児の心拍に異常があったり、頭頂骨盤の不均衡や陣痛の停滞がみられるケースもあり、この場合は経腟分娩ができないことが多い。 分娩時の処置は、陣痛の進み具合によって医師が決定しますので、医師の指示に従って分娩に臨むことが大切です。