心電図上の3本の線は何を意味するのか?

心電図の3本の線はP波、QRS波、T波の3つの波を意味する。
1.P波:心房筋の脱分極の電位変化を表す。 P波の形態は一般に鈍角で丸みを帯び、時間は正常人で一般に0.12秒未満、振幅は四肢リードで0.25mv未満、胸部リードで0.2mv未満、P波の前半は右心房の興奮を、後半は左心房の興奮を表す。 心房肥大や心室間の伝導異常がある場合、p波は二峰性p波や超急性p波を示すことがある。
2.QRS波群:心室筋脱分極の電位変化を表す。 正常QRS波は通常0.11秒以下で、胸部リードのV1、V2リードはほとんどrS型である。 心室肥大や肥大、左右束伝導ブロックがあると、QRS波群は拡大し、制限時間は延長する。
3.T波:T波は心室の急速な再分極の電位変化を表す。 正常人ではT波の形態は両肢で非対称であり、前半がなだらかで後半が急である。 高カリウム血症が起こるとT波は高く尖り、低カリウム血症が起こるとT波は低く平坦になる。