上部消化管出血の診断には、主に臨床症状、臨床検査、画像検査が含まれる。 1.臨床症状:上部消化管出血は通常、吐血、黒色便、血便、めまい、倦怠感、発熱などを呈する。 2.検査:嘔吐物や便の潜血反応が強陽性であったり、ヘモグロビン濃度、赤血球数、ヘマトクリットが低下していれば、上部消化管出血と診断できるが、呼吸器出血を除外する必要があり、食事による黒色便は病歴で鑑別できる。 3.画像検査:上部消化管出血の診断には、電子胃カメラ、選択的動脈造影、単一光子CT、カプセル内視鏡などが用いられる。 嘔吐血便、黒色便、血便が発生した場合は、病状を長引かせないよう、適時診察と対症療法を行う。