食道下部粘膜のわずかな肥厚は、逆流性食道炎、食道がんなどが原因である可能性がある。 1.逆流性食道炎:胃からの食物や胃酸が食道に逆流し、食道粘膜を傷つけ、炎症反応や水腫を生じる。 食道が浮腫すると、食道下部の粘膜がわずかに肥厚します。 オメプラゾールのようなプロトンポンプ阻害薬、チオ硫酸アルミニウムのような胃粘膜保護薬、ドンペリドンのような胃刺激薬などの薬物治療が行われます。 2.食道癌:食道上皮細胞に癌が発生すると、食道の壁が厚くなり、食道下部の粘膜も少し厚くなります。 治療は内視鏡的粘膜切除術や内視鏡的粘膜下層剥離術などの内視鏡的治療が行われる。 必要に応じて外科的治療や放射線療法、化学療法が行われることもある。 食道下部粘膜のわずかな肥厚には他の原因も考えられますので、早めに病院を受診し、検査を充実させて原因をはっきりさせ、医師の指導のもとで的を絞った治療や処置を行うことをお勧めします。