ST-Tの変化が軽度か重度かの見分け方

st-tの変化は、軽症か重症かを直接判断するために用いることはできない。st-tの変化には臨床的意義がない場合もあれば、心筋虚血を示す場合もある。 1.臨床的意義がない:臨床症状はないが、心電図にst-t変化がみられる患者もおり、早期再分極、深夜、感情的興奮などが考えられる。 2.臨床的意義:胸痛症状を伴う場合、心電図をチェックし、st-tの変化があり、胸痛緩和後にニトログリセリンを舌下投与し、st-tも正常状態に回復した場合、これは心筋虚血の現れであり、狭心症の発生と考えられる。 また、心膜炎、心筋炎、貧血、高血圧性心疾患でもst-tが変化することがある。 心電図にst-t変化がある場合は、速やかに病院を受診し、過去の病歴、血液検査、心筋傷害の心筋酵素や蛋白マーカー、動的心電図検査、心エコー検査、冠動脈CTなどの検査を共同で行い、病気の原因を明らかにし、医師の指導のもとで次の治療計画を立てることをお勧めします。