ミオグロビンが高くてもトランスアミナーゼが上昇することはないが、両方が上昇している場合は、医療機関を受診し、損傷が骨格筋か心筋かを判断し、心筋梗塞であればステント留置やウロキナーゼによる血栓溶解、骨格筋融解であれば水分補給や尿のアルカリ化が必要であるなど、損傷の原因に応じた治療を行う必要がある。 ミオグロビンとアミノトランスフェラーゼはともに横紋筋融解症の筋肉に存在し、主に心筋梗塞や骨格筋損傷でみられる。 両方が上昇している場合は、どちらのタイプの横紋筋融解症かを判断するために医師の診察を受けることが重要である。 筋肉痛は骨格筋損傷を示すことが多く、胸痛や心電図上の変化は心筋損傷を示すことが多い。 心筋損傷の場合、梗塞や心筋炎を伴うことが多く、前者では冠動脈ステントの緊急留置やウロキナーゼ溶解療法が、後者では抗ウイルス療法、栄養補給、安静が必要となる。 さらに、冠動脈疾患もこれらのマーカーの軽度の上昇を引き起こすことがあり、通常はアスピリンなどの内服が必要となる。 骨格筋損傷の場合、一般に過度の運動、薬物損傷などが原因であるが、上記の原因を時間内に取り除く必要がある。さらに、腎障害を避けるために、水分補給と炭酸水素ナトリウムなどの薬剤による尿のアルカリ化が必要である。 結論として、ミオグロビンとアミノトランスフェラーゼの上昇は、早急な診察が必要である。