脾腎陽虚による下痢は、一般に脾腎陽虚(脾と腎の陽気不足)が原因で、四神丸などの内服薬で治療するか、通常の病院で鍼灸治療を受ける。 脾腎陽虚の下痢は、腹部膨満感、長引く下痢、明け方ごろの下痢、下痢が少量であったり、未消化の食物を含むなどの症状が現れます。 脾腎陽虚の下痢の治療は脾腎を温めることであり,内服処方にはナツメグ,シザンドラ,強壮油,五朮,ナツメなどからなる四神丸を加減する。 腎を温めて寒を散じ(腎を温めて寒を散じ)、腸を収斂して下痢を止める(腸の収斂機能を高めて下痢を止める)作用がある。 腎陽虚(腎の陽気不足)による下痢で、腸鳴や腹部膨満感、便通が緩く、食欲不振、下痢が長引く、顔が黄色く手足が冷えるなどの症状がある場合に用いる。 下痢の治療には鍼灸も用いるが、よく用いるツボは中上腹部、足三里、腎兪、脾兪、関元、活門などの天柱で、中上腹部と足三里に灸をする強壮法を併用する。 脾腎陽虚の下痢は、医師の指導のもとに服薬し、鍼灸治療は通常の医療機関で行い、症状を長引かせないようにする。