腱鞘炎の治療にはどのツボを使うのか?

腱鞘炎は中医学では「腱麻痺」の範疇に属し、腱麻痺の治療には、葦点、外関、謝渓、大陵、合谷、兪子などのツボを用いる。
1.阿鍼:患部周辺の痛みのツボで、このツボが中心です。
2.外関:このツボは橈骨と尺骨の間、手首の甲の横筋の上2寸のところにあり、手首の甲に腱の麻痺が起きたときにこのツボと併用する。
3.謝痺:このツボは、長母趾伸筋の腱と長母趾伸筋の間にあり、内くるぶしの先端と外くるぶしの先端を結ぶ線の中間点にあり、足背に腱の麻痺が生じたときに併用する。
4.大陵:このツボは、手首の掌の横線の中点で、橈骨屈筋の腱と長掌筋の腱の間にあり、手の合谷の腱に腱の麻痺が起こる場合に併用する。
5.合谷(ごうこく):このツボも第2中手骨の橈骨側の中点にあり、手の陽明経の腱に腱の麻痺が起きたときに併用できる。
6.兪子(ゆし):第1中手骨橈側の中点で、手の心臓と手の甲、足の心臓と足の甲の接点にあるツボで、手の太陰経絡腱の麻痺時に併用する。
上記のツボに鍼をするとめまいなどの副作用が出ることがあるので、泥酔している人や過労の人は鍼を避けるべきである。また、寒邪や湿邪の侵入を防ぐため、鍼の後は局所の温めに注意する必要がある。
腱鞘炎の患者は積極的に病院に行くべきで、さらに鍼灸治療は専門の技術者が行うべきで、危険を避けるために自己流で行わないこと。