長期寝たきり時の肺炎対策

長期寝たきりの肺炎は一般に「硬膜性肺炎」と呼ばれ、長期寝たきりの肺は肺底が傷つきやすく、痰が喀出しにくいため硬膜性肺炎になる。 1.理学療法:日常生活では、寝たきりによる肺炎の回復は容易ではないため、定期的に寝返りを打ち、背中を撫で、痰を出し、酸素を吸入することで改善を図る。 肺炎になると分泌物が増加し、痰の排出が悪くなることがあるので、ネブライザーを定期的に使用し、痰の排出をスムーズにする。 2.薬剤の適用:ニューモシスチス・カリニ肺炎は細菌感染によるものが多く、セファドロキシルなどの第三世代セファロスポリン系やレボフロキサシンなどのキノロン系など、広域スペクトルの抗生物質で治療が可能である。 患者の日常生活には注意が必要で、特に水の飲ませ方、食べさせ方などは、窒息や咳などの事態を避けるため、ゆっくりと行う必要があり、発熱や咳の症状が悪化した場合は、適時に医療機関で通常の治療を行う必要がある。