微小循環抵抗係数(IMR)は冠微小循環抵抗の定量的指標である。 微小循環抵抗係数は最大うっ血時の遠位冠動脈圧の逆数を平均伝導時間で割ったものである。 意味のある心外膜冠動脈病変と側副血行路が存在する場合、心筋血流は冠動脈血流と側副血行路血流の合計であり、測定されたIMR値は真のIMR値よりも高くなる可能性がある。 世界的に標準化されたIMR値はないが、一般にIMR25未満は正常とされ、IMR40以上は臨床的イベントの発生率が高くなる。 IMRには、心拍数や血圧などの血行動態パラメータの変化に影響されず、再現性があり、心外膜冠動脈狭窄の程度に影響されないという利点がある。 検査で異常があれば、明確な診断と標準的な治療のために医師に相談する必要がある。