心不全は進行した高血圧性冠動脈疾患では必ずしも起こらない。 1.長期間にわたって血圧のコントロールが不十分な高血圧患者では、心臓の後負荷が長期間にわたって高いレベルに維持されるため、心不全のリスクが有意に高くなる。 しかし、血圧が良好にコントロールされている患者では、心臓の後負荷は有意に上昇することはなく、心不全のリスクは低く、心機能は長期にわたって維持できる。 2.冠動脈疾患患者では、心筋虚血のエピソードが繰り返されるため、二次予防が適切に行われないと、心筋に不可逆的な障害が生じ、心不全に至る可能性がある。 しかし,よりよい二次予防(動脈狭窄の改善,プラークを安定させるための脂質低下,積極的な抗血小板作用など)を行った場合には,心筋虚血イベントのリスクは有意に減少し,心不全のリスクも小さくなる。 高血圧や冠動脈疾患から心不全への進行はさまざまな要因に影響され、心不全への進行リスクは患者さん固有の状態によって異なります。 体調が悪いと感じたら、遅れないように速やかに医療機関を受診してください。