炭素14呼気試験陽性は深刻か?

炭素14呼気試験が陽性であれば、ヘリコバクター・ピロリ菌感染の有無を示します。 感染の重症度は、腸上皮過形成、がんなどの重篤な病変の有無によって異なります。 ヘリコバクター・ピロリ菌単独による感染であれば重症とはいえませんが、上記のような病変を合併している場合はより重症となります。 炭素14呼気試験はピロリ菌を検出するための検査で、陽性であればピロリ菌感染の有無を示します。ピロリ菌感染と診断された場合は、医師の指導のもと、2種類の抗生物質とプロトンポンプ阻害薬、ビスマス剤(メトロニダゾール、アモキシシリンとパントプラゾールの併用、クエン酸ビスマスカリウムなど)を併用した4剤併用療法を行う必要があります。 単純なピロリ菌感染症であれば、標準的な治療によりピロリ菌の除菌が可能であり、一般的には重篤な症状とはならないが、腸上皮過形成を伴う慢性胃炎や癌を合併している場合はより重篤となる。 呼気炭素14が陽性の患者さんは、病院に行って医師に判断を仰ぐことをお勧めします。