悪性胸水と良性胸水の比較

悪性胸水は、胸水の外観、胸水の組成、治療後の転帰、予後によって良性胸水と区別される。 1.外見からみると、悪性胸水は不純物や凝集物などを含む血性または濁性のものが多く、良性胸水は黄色がかった透明なものが多い。 2.悪性胸水には悪性腫瘍細胞がみられることがあるが、良性胸水には通常腫瘍細胞はみられないが、好中球、リンパ球、その他の炎症細胞がみられることがある。 3.悪性胸水は通常、化学療法薬、標的薬、免疫薬で治療され、悪性胸水は繰り返し発生しやすい。 一般に、良性胸水は抗炎症薬や蛋白質補給の治療で消失する。 4.良性胸水の治療後、胸水は減少して消失し、予後は悪性胸水より良好である。