胸水貯留後の胸苦しさへの対処法

胸水抜去後の胸部圧迫感:胸水の抜きすぎ、気胸などを考慮し、胸水抜去、酸素吸入、閉鎖式胸腔ドレナージなどで止めることができる。
1.抜液の中止:胸水を抜いた後、肺内圧が低下し、肺が再開通する。一度に多くの胸水を抜いた場合、肺内圧が急激に変化し、胸が締め付けられるような不快感を覚えるので、抜液を直ちに中止し、観察を続ける必要がある。
2.酸素吸入:過剰な胸水はそれ自体が胸苦しさの原因となり、胸水抜去後も胸苦しさは緩和されるが、まだ胸苦しさが残るため、酸素吸入を行うことで酸素飽和度を改善し、胸苦しさを緩和することができる。
3.閉鎖式胸腔ドレナージ:胸腔穿刺と胸水抜去の過程で、ガスが胸腔に入ったり、穿刺針が胸膜を傷つけたりして気胸になる可能性があり、気胸が明らかな場合は胸部圧迫感があるため、穿刺抜去や閉鎖式胸腔ドレナージを考慮する。
胸水抜去後に胸部圧迫感が生じた場合は、その原因を明らかにし、原因に応じた更なる治療を行う必要があり、違和感があればその時点で医師に伝える必要がある。