胸壁結核のしこりは、胸壁結核から胸壁表層皮下に残った黄色カゼ状の壊死物質と膿によるものである。
胸壁結核はしばしば肺の結核に続発するもので、肺の結核がリンパ系や直接播種の転移を経て胸腔に広がるために、胸壁リンパ節結核は、結核の壊死が黄色のチーズのような物質や膿を多数産生し、病変部にこれらの物質の残留物がしこりを形成する。
しこりは肋間筋の内側か外側にできることが多く、両側に膿の空洞があり、真ん中が洞でつながっていて、ダンベル状になることもあり、しこりは次第に下方に下がり、腰部や上腹壁にできることが多い。
胸壁結核はイソニアジド、リファンピシン、ピラジナミドの3剤併用で治療し、結核が治癒すればしこりは消失します。
上記の薬はすべて医師の指導のもとで使用し、自己判断は避けること。