総蛋白とグロブリンが低いと、免疫力が低下していると考えられることが多い。
1.総蛋白・グロブリン含量が低く、アルブミン含量が正常:3歳未満の乳幼児では、生理的な低下であり、成人では、免疫不全、悪性腫瘍や放射線治療による免疫抑制、ステロイドの長期使用などが考えられる。
2.総蛋白とグロブリン含量が低く、アルブミン含量も低い:アルブミン含量が低いと、肝障害や肝消費が考えられるので、免疫機能の低下に加えて、肝不全、栄養失調患者、慢性消耗性疾患の重症患者、大量失血、重症熱傷など、アルブミンの減少によって引き起こされることも考慮すべきである。
人体の総蛋白量はアルブミン量とグロブリン量の合計であり、血清総蛋白量の正常値は60~80g/L、アルブミン量の正常値は40~55g/L、グロブリン量の正常値は20~30g/Lである。