クコの実と一緒に飲むなら何が一番いいということはなく、自分の必要に応じて、クコの実と菊花やナツメなどさまざまな薬草を合わせるといい結果が得られる。 枸杞子は強壮薬で、肝腎を滋養し、精を益し、眼を冴えさせる(精を補い、視力の回復を促す)作用があり、肝腎虚証(肝や腎の働きが弱い)、精血不足による病気の治療に用いられます。 菊花は散風清熱(風を散らして熱を取り除く)、清肝明視(肝を鎮めて視力を改善する)、清熱除毒(体内の熱や毒素を取り除く)の作用があり、枸杞子と合わせることで清肝明視(肝火を清らかにして視力の回復を促す)の役割を果たし、肝火の炎症や肝陽の亢進(肝陽が亢進してめまいや立ちくらみ、頭痛などを起こす)による目の乾きや乱視、目の充血や目の腫れや痛み、目の暗さなどに適します。 ナツメは補中益気(脾を補うことで気虚を治す)、養血安神(血を養うことで精神を安定させ、感情を鎮める)の作用があり、クコと組み合わせることで補血・益気の役割を果たし、気血両虚によるめまいや耳鳴り、息切れや脱力感、黄色っぽさ(黄色っぽい色でツヤがない)などの症状を改善することができます。 このほか、クコはナツメの核と組み合わせて精神を落ち着かせ、睡眠を助ける作用があり、アトラクチロデス・マクロセファラや甘草と組み合わせて脾胃を調整する作用もある。 クコと併用できる漢方薬はたくさんありますが、自己治療を避けるため、漢方医の診断を受けてから使用するようにしましょう。