桂枝茯苓丸は漢方薬の一種で、桂皮を除去するために加工された漢方薬です。 桂皮には、補火陽(体内の陽気を補う)、帰火(腎臓の火の上昇を抑制する)、散寒解痛(体内の寒さを取り除くことで痛みを和らげる)、温経(経絡を温める)の作用があります。 桂皮は辛く、甘く、熱く、純粋な陽気で、温かく、散熱し、腎の経絡に入る。 火を益して陰を除き、陽気を補う作用があり、下焦の火が不足している人に適し、命門の火落ち(腎陽が弱く、体を温めて気血の運行を促進する機能が低下している)の治療の要薬である。 腎陽虚(腎の陽気不足)、腰膝冷痛、インポテンツ、子宮冷え、精子無力などの治療には、種子、熟地黄を併用することが多い。 桂皮は熱性で腎に入り,下元虚で根がなく上に浮き上がった火を腎に引き戻すことができる。 陰陽不足によるめまい、顔面紅潮、喘息、脈が弱いなど、虚陽上浮(頭や顔に影響する相対的な陽気不足)に用いる。 桂皮は熱くて辛く、陰を消耗して血を動かすので、陰虚火亢(体内の陰と精が不足し、火が亢進している状態)の人には禁忌であり、出血傾向のある人や妊婦には注意して使用し、赤石脂湯との併用は避ける。 薬が必要な場合は医師や薬剤師に相談し、自己判断でやみくもに薬を使用せず、症状を悪化させないようにする。