薄層基底膜腎症は蛋白尿を呈することがある。 薄層基底膜腎症(TBMN)は、持続性の顕微鏡的血尿を主症状とする遺伝性腎症であり、良性家族性血尿症(BFH)または良性再発性血尿症(BRH)としても知られている。 臨床的には、血尿のほかに蛋白尿、高血圧などを示すことがある。成人患者の45%~60%は軽度の蛋白尿を伴うが、少数の患者では大量の蛋白尿やネフローゼ症候群を示すこともある。 薄層基底膜腎症患者のほとんどは良性の糸球体病変で、予後は良好であるが、高血圧を合併している場合は、医師の指導のもとカプトプリルなどの降圧剤を服用し、積極的に血圧をコントロールする必要がある。 薄い基底膜腎症の患者は、通常の病院で医師の指導のもと、適時に診察を受けて標準的な治療を受けることを勧める。