小児けいれんの原因と対処法

小児のけいれんの原因には感染性、非感染性などがあり、治療には原疾患の治療、一般的治療、抗けいれん薬治療、対症療法などがある。 1.原因 (1) 感染性原因:①頭蓋内感染:細菌、ウイルス、寄生虫、真菌などによる髄膜炎、脳炎など。 頭蓋外感染:感染性中毒性脳症(多くは敗血症、重症肺炎、中毒性桿菌性赤痢などの重篤な感染症を合併)、熱性けいれんなど。 (2)非感染性原因:①頭蓋内疾患:頭蓋大脳損傷・出血、先天性発達奇形、頭蓋内腔占拠性病変など。 (2) 頭蓋外疾患:低酸素虚血性脳損傷、代謝性疾患(水電解質異常、肝不全、腎不全)、中毒など。 2.治療 (1)原疾患の治療:上記の原因に応じた治療を行う。 (2)一般的治療:頭を片側に傾け、気道を確保し、窒息や誤嚥を避け、口に物を詰め込まない。 (3)怯え止め治療:ディキシーなどのベンゾジアゼピン系が好ましいが、フェノバルビタールナトリウム、10%抱水クロラール、フェニトインナトリウムなどもある。 (4)対症療法:高熱には、イブプロフェンのような体温を下げる薬物や物理的方法を与えることができる。 頭蓋内圧が上昇している場合は、20%マンニトールなどで頭蓋内圧を下げる。 小児のけいれんの原因が他にある場合は、時間内に病院へ行き、検査を改善して病気の原因をはっきりさせ、医師の指導の下、的を絞った治療や処置を行うことをお勧めします。