髄膜腫は下垂体腫瘍ですか?

髄膜腫は下垂体腫瘍ではない
髄膜腫と下垂体腫瘍はともに頭蓋内腫瘍であるが、両者は従属するものではなく、異なるものである。 髄膜腫は主に髄膜および髄膜の間質組織に発生する頭蓋内腫瘍であり、頭痛、てんかん、感覚(視覚、聴覚、嗅覚など)異常および運動機能障害によって発現することがある。
下垂体腫瘍は、下垂体の前葉から後葉および頭蓋咽頭管の上皮遺残細胞に発生する腫瘍群であり、頭痛、吐き気、視力低下などの頭蓋内腫瘍によくみられる症状に加えて、内分泌異常の症状を示すことがあり、先端巨大症の症状を示すことがある成長ホルモン腫瘍など、下垂体腫瘍の発生部位と関連している。
髄膜腫の中には、下垂体腫瘍の近くに存在し(鞍状結節の髄膜腫など)、下垂体を圧迫して内分泌機能異常を来すものがあるので注意が必要である。 患者に不快な症状があれば、病院を受診し、検査を終えて明確な診断を下し、できるだけ早期に治療すべきである。