肝硬変の機能低下期の臨床症状には、主に消化器症状、腹水、下肢のむくみ、少数例では吐血や黒色便などがある。 肝硬変の減圧期は肝臓の代償機能の低下を示し、一連の症状が現れる。 最も多いのは消化器症状で、腹部膨満感、食欲低下、吐き気、腹痛などがみられる。 次に、肝硬変の減圧期にある患者では、低蛋白と高門脈圧のために腹水と両側下肢水腫を呈することがある。 進行期の減圧型肝硬変患者の中には、食道胃底静脈瘤の破裂後に消化管出血が誘発され、吐血や黒色便を伴うことがあり、より重篤となることが多い。 肝硬変の患者は、合併症の発生を抑え、予後を改善するために、適時に治療を受け、医師の治療指導に積極的に協力することが勧められる。