高齢者の子宮脱の弊害とは?

高齢者における子宮脱の弊害としては、主に排尿・排便障害、子宮頸部・膣炎などの疾患への罹患が挙げられる。
1.排尿・排便困難:高齢者の子宮脱の多くは、膣の前壁脱と後壁脱を同時に合併している。 膀胱の膨隆や尿道の膨隆を含む前壁脱は、ストレス性尿失禁や尿閉を起こしやすい。 後壁脱は重篤な直腸膨隆となる可能性があり、患者は排便困難となる。
2.子宮頸管と膣の炎症:高齢者の子宮脱が重症化すると、子宮頸管が膣の外側に脱出し、戻ることが困難になります。 子宮頸部と下着の摩擦が長期間繰り返されると、子宮頸部潰瘍、子宮頸部と膣の炎症が起こり、感染が深刻になると、多量の膿性分泌物が現れることがある。
高齢者が子宮脱を自覚している場合は、早めに専門病院を受診し、深刻な事態にならないようにしましょう。