甲状腺全摘術後のヨウ素131の治療法

甲状腺全摘術後のヨード131治療とは、ヨード131が放出するγ線とβ線を利用して、甲状腺全摘術後の残存組織や隠れた甲状腺癌病巣を死滅させることであり、再発や死亡のリスクを効果的に減らすことができる。 ヨウ素131を経口投与すると、残存病巣組織はヨウ素131に濃縮され、病巣を死滅させる効果の高いγ線やβ線を放出する。 放射性ヨウ素治療の意義は、ヨウ素131が術後の残存甲状腺組織の検出しにくい病巣を除去し、再発・転移率を低下させることにある。 ヨウ素131を使用すると、歯肉の痛み、吐き気、嘔吐、皮膚の発疹などが起こることがありますので、不快な症状が現れたら速やかに医師に相談してください。 ヨウ素131治療は、妊娠中や授乳中の女性、急性心筋梗塞や急性肝炎の患者には禁忌です。 甲状腺癌の全摘出後にヨウ素131による治療が必要な場合は、病状を長引かせたり、副作用を誘発したりしないように、医師の指導のもとで行い、自己判断で治療しないことをお勧めします。