下垂体腫瘍の術後10日目に37.5℃の発熱がある場合は、術後吸収熱、頭蓋内感染、肺感染などが関係している可能性があり、医師の処方に従って薬物療法や物理的冷却で治療することができる。
1.術後吸収熱:一部の下垂体腫瘍では術後10日目に37.5℃の発熱がみられるが、体温は3日程度で平熱に戻るため、あまり心配する必要はない。
2.頭蓋内感染:明らかな細菌感染の場合は、医師の指示に従い、セフトリアキソンナトリウムなどの抗生物質で治療し、真菌感染の場合は、フルコナゾール、5-フルオロシトシンなどで治療し、ウイルス感染の場合は、アシクロビル、ガンシクロビルなどで治療する。
頭蓋内圧が上昇した場合は、マンニトール、フロセミドなどの脱水剤を医師が処方する。 明らかな脳膿瘍がある場合は、穿刺と膿瘍摘出、開頭手術などを行うことが可能である。
3.肺感染症:細菌感染症はペニシリンやセフィキシムなどの抗生物質で、ウイルス感染症はオセルタミビルやガンシクロビルなどの抗ウイルス薬で治療できる。
上記の治療に加えて、発熱患者の体温を下げるために、イブプロフェンやアセトアミノフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を処方することもできる。 氷嚢を頭に乗せる、温水浴、アルコール浴など、物理的な方法で体温を下げる補助をすることもできる。
下垂体腫瘍の術後10日目に37.5℃の発熱がある人は、時間内に医師に相談し、医師の指導のもとで積極的な治療を受け、自己判断で薬物を乱用しないようにすることが推奨される。