小児期の心電図伝導ブロックが正常に戻るかどうかは、ブロックの種類と特定の状態によって決まる。 症状や器質的な心臓疾患を伴わずに心伝導ブロックのまま成長した人の場合、通常は健康に影響を及ぼすことはなく、治療の必要もありません。 心電図伝導ブロックには以下のような病態がある。 1.第1度房室ブロック:健常人にみられ、加齢とともに正常な心電図に戻ることがあるが、定期的な検査が推奨される。 2.第2度房室ブロック:房室ブロックには第2度I型と第2度II型があり、第2度I型は治療により回復することがある。 第2度I型ブロックは治療により回復する可能性がある。 第2度II型ブロックは高度の伝導ブロックで、一般に回復は期待できない。 3.第3度房室ブロック:第3度房室ブロックは薬物療法にあまり反応せず、ペースメーカーの装着が必要である。 したがって、心電図伝導ブロックの場合は、原因を突き止め、器質的な心臓病があれば、専門医の指導のもとに薬物療法を行い、必要であればペースメーカーを装着する必要がある。