FPSA/TPSAの正常値は?

一般に、fPSA/tPSAの正常値は0.25以上であり、fPSA/tPSAが0.15未満であれば、前立腺がんの可能性が高いことを示唆する。 PSAは前立腺特異抗原であり、前立腺管の上皮細胞に存在する。血清中では、PSAの80%が複合PSA(c-PSA)として知られる結合型で存在し、約20%が遊離型(free fPSA)として知られている。 通常、tPSAは4ng/ml未満、fPSAは0.8ng/ml未満、fPSA/tPSAは0.25以上であるべきである。 PSAの上昇は主に前立腺がんでみられるが、前立腺肥大症や前立腺炎などの前立腺の良性疾患でもみられる。 一般に、tPSA >10ng/mlは前立腺癌の可能性を示唆するが、tPSA 4~10ng/mlは前立腺癌または前立腺良性疾患による可能性がある。 fPSA/tPSAは、tPSAが4~10ng/mlの場合、主に前立腺の良性疾患と悪性疾患の鑑別に用いられる。fPSA/tPSAが0.15未満であれば前立腺がんの可能性が高く、0.15以上であれば前立腺の良性疾患の可能性が高い。 患者は、地域の病院の検査報告書の基準値を基本として、検査結果を比較して異常がないかどうかを確認し、異常があれば、時間内に専門医に相談し、医師の指示に従って詳しい検査や治療を受けることが推奨される。