人工股関節置換術後、お腹の上でリハビリができるかどうかは、主に手術方法によって異なります。 一般的な手術方法には、後外側アプローチ、前方アプローチ、前外側アプローチ、小切開側方アプローチなどがあります。後外側アプローチを選択した場合、股関節周囲の包皮を後方側から切り取って移植します。
後外側アプローチを選択した場合、股関節周囲の被膜を後外側から切断して人工関節を植え込みます。 仰向けに寝た場合、股関節前面の被膜などの安定構造は無傷であり、前方脱臼は起こりませんので、仰向けに寝た状態でリハビリ訓練を行うことも選択肢の一つです。
前方アプローチを選択した場合、股関節前面の関節包が切除されたり、切断されたりする可能性があり、股関節前面の安定構造が弱いため、うつ伏せに寝ると股関節の前方脱臼を起こす可能性があり、リハビリ訓練の選択肢には入りません。
前外側アプローチを選択した場合、手術によって股関節前面の関節包が破壊される可能性があり、また、うつ伏せになると股関節の前方脱臼につながる可能性があるため、リハビリテーションのためにうつ伏せになることは推奨されません。
小切開側方アプローチを選択した場合、手術によって股関節前面の関節包も破壊され、股関節前面の安定性が弱くなる可能性があり、地面に横たわると股関節の前方脱臼につながりやすいため、リハビリ訓練で地面に横たわることは推奨されません。
人工股関節置換術後の患者さんには、専門医の指導の下、科学的なリハビリ訓練を行うことをお勧めします。