白虎加竜骨牡蛎湯は、漢方でいう「狐惑病」に属し、固形症状として、脾に孕む湿熱、肝胆に孕む湿熱、瘀毒があり、清熱散、竜胆瀉肝湯、犀角地黄湯を用い、虚証として、肝腎陰虚、脾腎陽虚があり、一貫煎、益気湯を用いる。
脾の湿熱:口腔内潰瘍の再発、胃の痞え、食欲不振、口のネバネバ、便通不順、舌が淡紅色で舌苔が黄色く、脈が滑りやすいなど。
肝胆湿熱症候群:繰り返される口内炎と眼症、苦い口と乾いた喉、めまいと頭重、陰の腫れと濁った尿、黄色い毛を持つ赤い舌、筋張った脈などが現れる。
湿毒瘀症候群:深くて広範囲の潰瘍、激しい痛み、発熱、体の痛み、口臭、膿血便、紫黒色の舌、黄色で脂っぽい被膜、滑りやすい脈などが現れる。
肝腎陰虚:治らない潰瘍の再発、暗赤色のただれ、漠然とした痛み、やせ、五心熱(手足の心臓が熱く、心臓と胸が勝手に熱くなる)、腰痛、膝痛、虚弱などが現れる。治療は一貫した煎じ薬で肝腎を養い、陰を養い、膠を潤す。
脾腎陽虚症候群:潰瘍が長く治らない、潰瘍の色がくすんだ赤色、潰瘍が潰れて冷たく痛み、顔が白い、寒さを怖がり手足が冷える、下肢の浮腫みなどで現れる。 治療は、養血・養気・養毒・腫脹を促すために益気通絡湯を用いることができる。
漢方薬の鑑別と治療は、盲目的に自分の薬を使うのではなく、漢方医が行う必要がある。 漢方薬の効き目を長引かせないためには、漢方薬は正しい薬ではないのです。