肝風は、めまい、しびれ、けいれん、震えなどの症状として現れることが多く、肝陽が風に変わる、熱が極端に上昇する(熱がたまりすぎると風が起こる)、陰虚が風を起こす、血虚が風を起こす(血が不足し、筋や静脈が風の動きによって栄養を失う)という4つの証に分けられる。 1.肝陽が風を起こす:陰虚と陽気の亢進により、肝陽が抑えられずに上昇し、肝風を引き起こし、めまい、頭痛、手足のしびれ、ふるえ、口や目の曲がり、片麻痺(手足の片側が思うように動かない)などの症状が現れる。 2.熱は風を生じさせる:熱過多、筋や脉が焼けるため、肝風が誘発され、高熱、めまい、痙攣、頚がまっすぐになる、ねじれるなどの症状が現れる。 3.陰虚風:肝陰の不足により、腱や脉の滋養が失われ、風の内動が起こり、手足の震え、身悶え、めまいや耳鳴り、目の乾きや乱視、胸やけや熱感(手足の心臓が熱くなり、心臓や胸が自己意識して熱くなる)、ほてりや寝汗(寝ると異常に汗をかき、起きると汗が止まる)などの症状が現れる。 4.血虚は風を生じる:血虚のため、腱や静脈の栄養が失われ、虚風が内部で動き、手足の震え、手足のしびれ、めまい、顔や唇の青白さ、爪や爪のつやのなさなどの症状が現れる。 少しでも違和感があれば、早めに医師に相談し、治療を標準化することをお勧めする。