脾臓と胃腸の弱い子供の養生法

脾胃が悪い子供は、マッサージと漢方薬の服用で調整できる。
1.推拿:主なツボは脾経と胃経。
脾経:子供の親指の先の糸面、指の先から指の付け根まで一直線上にあり、このツボの作用は脾経を補うものと脾経を清めるものに分けられる。 臨床的には、脾を補うツボは、脾胃虚弱による子供の食欲不振ややせを改善するためによく使われる。 脾の経絡を清めることは、湿熱燻蒸による暗黄色皮膚や嘔吐の治療によく用いられる。
胃経:このツボは紅白肉交(手の心と手の甲、足の心と足の甲の接点)の大魚縁の橈側端にあり、手のひらの付け根から親指の付け根まで一直線上にあり、このツボの作用は胃経を強壮するものと、胃経を清明するものに分けられる。 臨床的には、胃経は脾胃の虚弱による消化不良や腹部膨満感の治療に用いられることが多い。 清胃経は吐き気、腹部膨満感、便秘の解消に用いられる。
2.漢方薬:人参苓白朮散、四君子顆粒の服用で症状を整える。
人参苓湯:脾胃を補い、肺と気を益す作用がある。 脾胃虚弱、食緩、息切れ・咳嗽、疲労倦怠などに用いる。 本品の副作用と禁忌は明らかでないが、消化不良の食物は避け、寒熱の患者は服用しないこと。
四君子顆粒:益気脾の作用がある。 脾胃気虚、胃飲不良、食積不良、緩便(細く形の悪い便)に用いる。 本品の副作用と禁忌は明確でなく、冷たいもの、脂っこいもの、消化の悪いものは避け、脾胃陰虚の人は服用しない。
また、脾胃陰虚の人は服用しないこと。子どもの体調が悪いときは、できるだけ早く医師の診察を受けさせること。