細胞外カルシウムイオン濃度が著しく低下すると、心筋細胞に入るカルシウムイオンが減少し、心筋収縮力の低下や房室ブロックなどの不整脈を起こしやすくなり、細胞外カルシウムイオン濃度が一定の範囲内で上昇すると、心筋収縮力が亢進し、細胞外カルシウムイオン濃度が著しく上昇すると、房室ブロックや徐脈、さらには心停止などの不整脈を起こしやすくなる。
カルシウムイオンの正常値の基準範囲は2.25~2.75mmol/Lであり、正常範囲内のカルシウムイオンは心臓の正常なリズムを維持することができ、心筋細胞の収縮にもカルシウムイオンの関与が必要であるため、カルシウムイオンは心臓の伝導と収縮に影響を与える。
患者の体内のカルシウムイオン濃度に異常がある場合は、病状を遅らせることのないよう、専門医の指導のもとで標準的な治療を行い、時間内に医師に相談する必要がある。