中医学では、女子の足の冷えは陽虚や気血両虚が関係しているとされ、陽虚は陽気が四肢を温めるのを妨げ、気血両虚は四肢を栄えるのを妨げるため、いずれも足の冷えにつながるとされ、具体的な症状と合わせて中薬の内服やお灸で解消する。 漢方薬 当帰薬:腎陽を温め補う(腎陽の気を温め補う)、精を充満させ射精を止める(精と気を充満させ安定させ、射精や精液の滑りを防ぐ)作用があり、熟地黄(Radix Rehmanniae Praeparata)、莢絲花(Rhizoma Dioscoreae)、桂皮などからなり、腎陽虚証による腰や膝の冷え、気力不足、冷え症や冷え恐怖症などの症状を改善する。 補中益気湯:補中益気湯は中部を温め、脾臓を強化する効能があり、補中益気湯(調製)、補中益気湯(炒めたもの)、補中益気湯(炒めたもの)などで構成され、心窩部冷痛(胃腸の冷えによる痛み)、手足の冷え、緩便(便が緩く、形が整っていない状態)、脾陽虚による足の冷えなどの症状を改善します。 八珍丸:補気益血の作用があり、コドノプシス根茎、アトラクチロディス大黄、茯苓などからなり、気血両虚による顔色が黄色い(色が黄色っぽく、つやがない)、手足がだるいなどに用い、気血両虚による足の冷えの症状を改善する。 上記3剤の使用後の副作用や禁忌はまだ明らかになっていない。 灸:灸には陽気を温めて虚を補い、経絡を浚うなどの作用がある。足が冷える女性は、ふくらはぎや足裏に灸をすることで気血の運行を促進し、足冷えの目的を緩和することができる。 ただし、妊婦は腰や腹部へのお灸は禁止されているので注意が必要である。 足の冷えがある女性は、中医学の医師が漢方薬やお灸で治療することはできますが、無許可の薬物療法はできません。