高ビリルビン、高α-フェト蛋白の原因としては、ウイルス性肝炎、肝硬変、原発性肝がんなどが考えられる。 1.ウイルス性肝炎:ビリルビンが増加し、αフェト蛋白が軽度かつ一過性に上昇する患者が少数認められる。 臨床症状には発熱、吐き気、黄疸がある。 2.肝硬変:ビリルビンの増加がみられ、α-フェト蛋白が一過性に上昇する。 臨床症状には肝硬変と門脈圧亢進症が含まれる。 3.原発性肝細胞癌:α-フェトプロテインが400ng/ml以上の場合、肝細胞癌の可能性を示唆する。 フェト蛋白は持続的に増加し、ビリルビンも上昇する。 肝臓領域の疼痛と進行性の肝臓肥大によって発現する。 ビリルビンとα-フェト蛋白の両方が上昇している場合は、原発性肝癌が強く疑われる。