高齢者の足のむくみの原因

高齢者の足のむくみには、水分の摂り過ぎなどの生理的な理由と、肝臓や腎臓の機能障害、心臓病、下肢の静脈損傷などの病的な理由がある。
1.生理的原因:高齢者が水分を摂りすぎたり、塩分を摂りすぎたりすると、足がむくむことがある。
2.病理的原因
(1)腎機能障害:高齢者が慢性腎炎などで水分の排泄が阻害され、水分バランス障害やナトリウム貯留を起こすと、足がむくむことがある。
(2)肝機能障害:高齢者が肝硬変などの肝機能障害に罹患している場合、低タンパク血症などを引き起こし、水分の排泄障害や足のむくみを生じることがある。
(3)心臓病:右心不全などを患うと、体循環のうっ血に関連した症状が現れ、足の浮腫が鬱積する。
(4)下肢静脈損傷:下肢静脈血栓症や下肢静脈弁閉鎖不全がある場合、下肢の血液還流障害が現れ、足の浮腫が生じる。
高齢者の足の浮腫は、他の要因によって引き起こされることもあるので、患者はできるだけ早く病院に行って検査と診察を受ける必要がある。