小梗塞は一過性脳虚血発作(TIA)とも呼ばれ、内頸動脈系の一過性脳虚血発作と椎骨・脳底動脈系の一過性脳虚血発作に分けられ、頸動脈系の症状は椎骨動脈系の症状とは異なる。
1.内頸動脈系の一過性脳虚血発作では、片側の四肢麻痺、片側の顔面麻痺、片麻痺のほか、片側の霧視、一過性の失神などの症状がみられる。
2.椎骨脳底系の一過性脳虚血発作では、一過性のめまい、吐き気、嘔吐、耳鳴り、片側または両側の皮質盲、複視、眼振、運動失調などの症状がみられる。
内頸動脈系の一過性脳虚血発作でも椎骨脳底動脈系の一過性脳虚血発作でも、多くの場合1時間以内に症状は回復し、後遺症も残りません。 しかし、一過性脳虚血発作後2~7日間は脳梗塞発作の危険性が高い時期ですので、上記のような症状がある場合は、症状を長引かせないためにも早めに病院へ行ってください。