下肢痛は、下肢の骨肉腫やユーイング肉腫などの下肢の悪性腫瘍の初期症状として現れることがある。 さらに、下肢痛はしばしば関節炎や下肢血栓症などの良性疾患の症状であったり、末期のがん患者によくみられる症状であったりする。 下肢の骨から発生する悪性腫瘍である骨肉腫やユーイング肉腫は、初期に下肢痛を呈することが多い。 これに加えて、患者は、例えば、限局した骨病変の領域に軟部組織の腫瘤を伴うことが多い。 患者は通常、下肢痛という症状のみを有するわけではない。 しかし、関節炎、下肢血栓症、外傷、腰椎椎間板ヘルニアのような良性の非癌性疾患による臨床症状として、下肢痛があることの方が多い。 がん疾患が進行した段階で大腿骨や腰椎への遠隔転移が起こると、その多くも下肢痛として現れます。