甲状腺機能亢進症であっても、現在病状が安定しており、医師の診察を受けてHPVワクチン接種の適格性が認められた人は、HPVワクチンの接種を受けることができますが、甲状腺機能亢進症が現在増悪期にある人は、ワクチンの接種を控えることが勧められています。
甲状腺機能亢進症とは、甲状腺が活動しすぎている状態を指し、何らかの原因で甲状腺が異常に活動し、サイロキシンが血液中に過剰に分泌され、その結果、何らかの臨床症状が現れます。
甲状腺機能亢進症は、標準的な治療でコントロールできる人もいますが、このとき、発汗しやすい、イライラしやすいなどの臨床症状がなく、甲状腺ホルモン関連の検査も比較的正常な状態であれば、増悪期ではないと考えられ、同時に、医師によるワクチン接種の対象であるとの診断を受ける必要があり、9価のHPVワクチンによるワクチン接種が可能です。
甲状腺機能亢進症により、イライラする、怒りやすい、脱毛する、汗をかきやすい、サイロキシン、トリヨードサイロニンなどの甲状腺ホルモン関連検査で明らかな異常が認められる場合は、HPVワクチンの接種はお勧めできませんので、状態が安定してから医師に相談することをお勧めします。