総胆汁酸はどれくらいですか?

血清総胆汁酸が10.0μmol/Lを超えると重篤とみなされる。 血清総胆汁酸の正常基準値は0.1~10.0μmol/Lである。 胆汁酸は、コレステロールに由来し肝臓で合成される胆汁の重要な成分であり、腸での消化吸収を促進する重要な物質である。 総胆汁酸の測定は、肝臓の生化学的合成機能と肝細胞の分泌・取り込み機能を反映することができる。 通常、肝臓は胆汁酸を合成するだけでなく、門脈から血清胆汁酸を取り込むことができるが、肝障害や門脈還流不良があると、血清胆汁酸が上昇することがある。 総胆汁酸の上昇は、肝炎、肝硬変、肝細胞がんなどの肝細胞障害、胆道閉塞、門脈シャントなどでみられる。 また通常、食後には一過性の胆汁酸上昇が起こる。