植物状態(vegetative)とは、持続的な昏睡状態のことである。 脳出血後、1ヶ月間昏睡状態が続いた人が植物状態になる可能性はある程度あるが、意識障害がある時期だけで判断することはできない。
植物状態の定義は、患者が自分自身と周囲の環境の認識を完全に失い、睡眠覚醒周期を持ち、視床下部と脳幹の自律機能を維持または部分的に維持していることである。 臨床的診断基準は以下の通りである:
1.自分自身や周囲の環境を認識できず、人とのコミュニケーションもとれない。
2.視覚刺激、聴覚刺激、触覚刺激、あるいは侵害刺激に対して、持続的、反復的、目的的、あるいは無作為な行動反応を示さない。
3.言語の理解や表現ができない。
4.睡眠と覚醒のサイクルがある。
5.医療と看護のもとで、視床下部と脳幹の自律神経機能が完全に保たれている。
6.尿や便の失禁がない。
7.脳神経(瞳孔、眼球-脳、角膜前庭-眼球、嘔吐)と脊髄反射が程度の差はあれ保たれている。
従って、脳出血の1ヶ月は植物人間とは判断できないので、脳出血に罹患したら、時間内に医師の治療を受けるべきである。