敗血症性関節炎の最も重要な治療は、感染防止、関節腔洗浄、関節鏡検査などの対症療法である。 細菌培養の前にセファロスポリン系(セフトリアキソンなど)やペニシリン系(ピペラシリン)のような広域スペクトルの抗生物質を経験的に使用し、膿の培養と薬剤感受性分析の結果が得られた後に、適切で感受性の高い抗生物質(セフォペラゾンなど)を選択して的を絞った治療を行うことができる。 敗血症性関節炎は、化膿性細菌に直接感染し、関節破壊や機能低下をきたす関節炎で、細菌性関節炎や敗血症性関節炎とも呼ばれる。 敗血症性関節炎の診断が確定した後、関節腔を穿刺して膿を出し、細菌培養と薬剤感受性分析を行うことがある。 薬剤感受性解析の結果が未返却の場合は、セフトリアキソン、セファゾリンなどのセファロスポリン系抗生物質やピペラシリンなどのペニシリン系抗生物質、その他の広域スペクトル抗生物質を経験に基づいて抗感染症治療に選択することができる。 薬剤感受性解析の結果が返ってきたら、適切な感受性の高い抗生物質(セフォペラゾンなど)を選択し、的を絞った治療を行うことができる。 抗感染症治療後も敗血症性関節炎が悪化する場合は、関節腔の持続灌流や関節鏡視下手術も考慮される。 敗血症性関節炎が発症した場合は、治療が早すぎたために骨壊死などの重篤な後遺症が残らないように、整形外科医の指導のもとでできるだけ早く治療することが推奨される。